最近は管理状態もようなってきちゅうけんど、昔みたいに大量生産、大量消費の時代は効率よくどっさり食べれる状態で置いちゅうき古うなるわねぇ。
大事な事は、食べるものすべてそうやけんど、
「いのち」をいただくという事よね。
おんちゃんとしては生きちゅうもんを食べてパワーにかえてもらいたいがよ。
うちんくでは、お米の鮮度が落ちんように空調のきいた場所で玄米保管しちゅう。
ほんでそのお米を出荷する前に精米するき、生きたままの、安全、安心なお米が皆さんに届けれるというわけです。
でも、そのお米を高温多湿の場所に置いちょいたりすると、せっかくのお米が死んでしまうし、虫も出てくるがよ。みんなぁもちゃんと管理してくれたら、お米も美味しく食べれるし、作るおんちゃんとしても嬉しいなぁ。
スローフードという言葉があるけんど、土地の食文化や、ちゃんとした料理、素材を子供達に伝えていきたいもんやねぇ。ファーストフードやインスタントばっかりではパワーも沸いてこんぜよ。お米以外にも旬や鮮度を大事にしたいよねえ。
昔は友人や知り合いに米を分けよって、その友人がみんなぁにも売りやと言うて産直みたいなことを始めたら、 今度は家の横の蔵を店にしいや言うて・・・。店とは言えんけんど、お米と精米機を置いてます。 田んぼの忙しい時は、家族みんなぁ出ちゅう時もありますが、大体、朝か夕方は誰かいると思いますので声をかけてつかあさい。 事前に、電話でおいでる時間を教えてもらえればちゃんと対応できると思います。
直接買いに来てくれたら、お米を送る送料はいりませんきね。お米の質問なんかにも答えますので、気楽に立ち寄ってつかあさい。 その他にも家庭菜園等に使える籾殻や糠も販売しています。車を停めるところもあるきね。
土佐という土地はおもしろいもんで、7月から10月まで新米が取れるがよ。お米は草の実やから、新米はその香りが大事よね。おんちゃんくではまず、
7月中旬から 「南国育ち」
7月末 「よさ恋美人」
7月末〜8月中旬 「コシヒカリ」「ミルキークイーン」
8月中旬〜9月上旬 「ミルキークイーン」
とつづき、10月まで毎日新米が食べれるように作っちゅうきね。7月末には、「南国育ち」を刈った後に二期作のもち米を植えゆう。このもち米は11月下旬にはとれるき、正月のもちは、ほとんど新米の状態で食べる事ができるがです。